AWS認定資格について

AWS認定資格に合格することで、 AWSに関する一定レベルのスキルを持っていることを証明できます。

AWS認定資格の体系

AWS認定資格は、3段階のグレードに分けられています。
グレードは簡単な順に、基礎コース、アソシエイト、プロフェッショナルです。
また、これらとは別に専門知識についての資格も用意されています。
全体としては下図のように構成されています。

引用)AWSサイトより引用

最初は、基礎コースの「クラウドプラクティショナー(CLF-C01)」がお勧めです。
その次に受けるのは、どういう業務で利用するかにより、 アソシエイトに属する3種類の資格から選択するのが良いと思います。
「ソリューションアーキテクト・アソシエイト(SAA-C01)」を 選択する人が多いですね。私もそうです。

勉強方法

本サイトでは、基礎、アソシエイトレベルの認定資格の勉強方法を記載しています。
実際にAWSを使わなくても、 基礎、アソシエイトまでなら、下の机上勉強だけで大丈夫だと思います。
基礎レベルの「クラウドプラクティショナー」はAWS自体や各サービスの特徴が主体の学習。
アソシエイトレベルの「ソリューションアーキテクト・アソシエイト」は、 サービスの組み合わせなど、一段深い知識の学習になります。

お勧めの勉強方法を下に書きます。
勉強に必要なコンテンツは注記しています。

試験ガイドを読んで試験範囲を頭に入れる。

基本ですね。 AWSのページ「 AWS認定試験に備える 」にあるコンテンツです。
試験範囲の概略を理解して、効率的に学習しましょう。

引用)AWSサイトより引用

デジタルトレーニング受講

同じく、AWSのページ「 AWS認定試験に備える 」にあるコンテンツです。
英語で音声が流れますが、画面下部に日本語キャプションが表示されます。
私は英語苦手なので、あまり集中して聞けませんでした。

引用)AWSサイトより引用

AWS作成の試験サンプル問題を解く

同じく、AWSのページ「 AWS認定試験に備える 」にあるコンテンツです。
問題形式に慣れることが目的です
「ある企業において~」とか、「あるアプリケーションに対して~」という問題の後に、 選択肢が4個あり、どれか1個を選択するパターンの問題が多いです。
「正しいものを選んでください」というパターンと、「間違っているものを選んでください」というパターンがあるので、慌てずに問題をよく読みましょう。
割合は低いですが、5個の選択肢から、複数個選択の問題もあります。

引用)AWSサイトより引用

ホワイトペーパーを読む

各資格で読むべきホワイトペーパーも、 AWSのページ「 AWS認定試験に備える 」にある資料に示されています。
AWSは、ホワイトペーパーを多数公開しています。
試験では、AWSのサービス名・機能を知っている前提で問題文が提示されますので、 主なサービス名と機能は覚えておくべきです。
ホワイトペーパーはPDFでダウンロードできるので、 もし、iPadなどのタブレットをお持ちでしたら、通勤電車内で読むことをお勧めします。

引用)AWSサイトより引用

AWS認定資格学習本を読む

ホワイトペーパーには、図が少なく複数サービスの組合せについて、 イメージしにくいように思います。
AWSサイト内にも、複数サービスを組合せについての各種ドキュメントがあるのですが、 詳しすぎるものもありますので、効率よく、試験合格の知識を身に着けるには、 書籍が一番だと思います。3000円前後です。

AWS認定資格の学習本は他クラウドベンダーのものに比べて、種類が多いです。
本屋で、どれにしようかなと迷うと思います。
迷ったら、最後まで読めそうなものにするのが良いと思います。
最低限、最後まで読み切ることが大事です。

書籍に加えて、上記ホワイトペーパーの学習をすることで、 十分に試験範囲をカバーできると思います。

本屋で私がざっと見て、良さそうと思った書籍を以下に示します。
私の場合は、常に持ち歩いて、時間が空いたら、ざっと流し読むという勉強方法をしていました。AWS認定資格は3年後に期限切れとなるので、3年後の再勉強を見越して、色々と書込みをしています(なので、合格後も転売はしていません)。

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AWSサービス別資料やBlackBeltの資料を読む

クラウドプラクティショナー試験では必要ないと思います。
アソシエートでは読んでおいた方がよいです。
AWSサービス別資料は、サービス毎にまとめられたAWS公式資料です。ここにあります。
BlackBeltとは、Amazon.com社のAWSエキスパートの方々が講師をする中級者向けセミナーです。
その時に利用された資料が多数公開されています。

「BlackBelt」とサービス名で インターネット検索をかけると、引っかかってくると思います。
基本、スライド形式になっている資料なので、文字数はあまり多くないです。
それほど、時間をかけずに読めますので、お勧めです。

練習問題を解く

WEB上に無料の練習問題を提供しているサイトがいくつかあります。
そのようなサイトで紹介されている練習問題をいくつかやると雰囲気をつかめます。

本サイトでも、オリジナルの練習問題を用意しています。
ぜひ、ご利用ください。スマホにも対応しています。

模擬試験を受ける(有料)

試験の雰囲気をつかむために、Amazonが提供する模擬試験を受けるのもいいかもしれません。
試験ガイドにもあるように、択一選択問題と複数選択問題の形式です。ただし、有料です。

引用)AWSサイトより引用

試験申込

AWSのページ「AWS認定試験に備える」の上部メニューの「AWS Certification」を押して 表示されるページから、「試験のスケジュールをたてる」ボタンを押すと、 試験申し込みのフローに入ります。
ずーっと先の画面の確定ボタンを押すまで、申込は確定しないので、ご安心ください。

最初に今までの認定資格試験の結果などを見ることができる、 マイページ画面が表示されます。
過去に合格しているAWS認定資格があると、受験料50%オフの特典があると思います。
お得ですので、必ずチェックすることをお勧めします。

申込のフローで受験場所を選ぶ画面があります。

申込をすると、メールが届きます。
当日の持ち物(写真付き身分証明書など)など注意事項が記載されています。