練習問題(AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト) 2022.03.01 2021.09.02 問題 AWS-SAA-50 RDSによるスケールアウト構成 RDSを用いたデータベースシステムをマルチAZ構成で利用しています。一方のAZにプライマリDBインスタンスがあり、他方のAZにスタンバイレプリカがあります。アクセス数が増えたため、参照系トランザクション処理の時間が長くなっており、利用者から改善の要望が届いています。検討の結果、各AZ内に1個ずつリードレプリカを作成し、データベース部分をスケールアウトすることになりました。 正しいものを選択してください。 回答選択: A. プライマリDBインスタンスは非同期にリードレプリカにレプリケーションされるため、タイミングによってはデータ不一致となる。 B. プライマリDBインスタンスとリードレプリカは完全同期となるため、常にデータは一致している。 C. プライマリDBインスタンスと同じAZのリードレプリカは完全同期だが、異なるAZのリードレプリカは非同期でレプリケーションされる。 D. 参照系のみを行うアプリケーションはリードレプリカに接続し、プライマリDBインスタンスの負荷に影響を受けないようにする。 答えを見る 正解は、A,Dです。 プライマリ DB インスタンスに対して行った更新は、リードレプリカに非同期的にコピーされます。読み込みクエリをアプリケーションからリードレプリカにルーティングすることにより、プライマリ DB インスタンスの負荷を軽減できます。リードレプリカを使うと、単一 DB インスタンスのキャパシティ制約にとらわれることなく伸縮自在にスケールアウトし、読み込み負荷の高いデータベースワークロードに対応できます。 参考: リードレプリカの使用 前の問題へ 次の問題へ 問題一覧へ戻る