東証一部上場企業のホームページ設置場所の分析をしてみました。
昨年も同じことを個人的に実施しており、状況変化はどんなものかなと思った次第です。
2019年12月調査時はAWSがトップでした。
分析結果
以下が分析結果となります。2020年12月時のサイト数降順に並べています。
No | 企業名 | サイト数 (2019年12月) | サイト数 (2020年12月) | 前年比 |
1 | AWS | 353 | 432 | 22% |
2 | さくらインターネット | 182 | 164 | -10% |
3 | KDDIウェブコミュニケーションズ | 147 | 157 | 7% |
4 | アカマイ・テクノロジーズ | 123 | 136 | 11% |
5 | NTTコミュニケーションズ | 152 | 134 | -12% |
6 | IDCフロンティア | 129 | 126 | -2% |
7 | NTTPCコミュニケーションズ | 112 | 98 | -13% |
8 | インターネットイニシアティブ | 104 | 94 | -10% |
9 | GMO | 59 | 62 | 5% |
10 | マイクロソフト | 53 | 61 | 15% |
11 | その他 | 742 | 713 | -4% |
感想
2020年もAWSがトップでした。しかも、さらに2位との差を広げています。伸び率22%。
ただし、パブリッククラウドサービス対抗馬としてのAzureも負けておらず、伸び率は15%。
他企業はそれほどの伸びを示しておらず、クラウドシフトがさらに進んでいる状況となっています。
クラウドシフトの流れはこれからも進んでいくと思います。
クラウドのサービス内容を理解し、どういう用途にどのサービスをどう適用すればよいかという知識がこれからのIT技術者に求められる知識だと思います。
調査方法
各社の企業HPのURLから、IPアドレスを調べ、各種処理を行い、HPサイトを設置している拠点の管理会社を調査しています。幾分の誤差はある調査方法になりますが、全体のトレンドを見る程度ならば、問題ないと思います。
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