東証一部上場企業のホームページ設置場所の分析(2021年12月)

クラウド

昨年の2020年12月時と同様に東証一部上場企業のホームページ設置場所の分析をしました。
2019年12月から1年毎に同様調査をしており、定期的な調査となっています。
今回で3回目です。2020年12月調査時はAWSがトップでした。
多分今回も同じだろうなと思いつつ、どの程度の変化があるだろうと思い調査しています。

分析結果

以下が分析結果となります。今回の調査結果(2021年12月)のサイト数降順に並べています。

No企業名前年比サイト数
(2021年12月)
サイト数
(2020年12月)
サイト数
(2019年12月)
1AMAZON112%483432353
2さくらインターネット99%163164182
3KDDIウェブコミュニケーションズ97%153157147
4IDCフロンティア102%129126129
5NTTコミュニケーションズ89%119134152
6アカマイ・テクノロジーズ69%94136123
7インターネットイニシアティブ94%8894104
8NTTPCコミュニケーションズ90%8898112
9マイクロソフト111%686153
10GMO95%596259
その他104%740713742

感想

相変わらず、2021年もAWSがトップでした。伸び率12%です。ただし、昨年の伸び率は22%だったので、伸びが鈍化しています。一方、対抗馬のAzure(マイクロソフト)は、伸び率11%。こちらも昨年の伸び率は15%だったので、鈍化しています。
企業ホームページサイトのクラウドへの移行が進んで、まだ移行していない企業の数が減っていった結果、伸び率としては下がってるのだと思います。

調査方法

各社の企業HPのURLから、IPアドレスを調べ、各種処理を行い、HPサイトを設置している拠点の管理会社を調査しています。幾分の誤差はある調査方法になりますが、全体のトレンドを見る程度ならば、問題ないと思います。

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